楓の色づく頃に

双極性障害。休職中。フレイロマンティックアセクシャル。ノンバイナリー。乙女向け、男性向け両刀オタク。

人の期待にはもう応えなくて良いんだ。

加藤諦三さんの本を読んでいます。胸にしみる・・・かえでです。

 

 

心の休ませ方 (PHP文庫)

心の休ませ方 (PHP文庫)

 

 

加藤さんの本には高校生の時に出会って、しんどくなると本屋で探して読んでいます。

 

で、読んでて思ったり、Twitterでも似たようなことを読んで、少し腑に落ちた感じ。

 

 

母親からやられてましたね、これ。

 

旦那にも学歴にも恵まれない(と勝手に本人が思ってた)から、優秀(だと見誤れてた)娘に「自分の代わりに一流大学に行って、一流企業に入って、一流企業の男と結婚しろ」と遠回しにいつも期待されてました。

 

 

私が鬱になったきっかけの上司にも勝手に期待されて、人のやる仕事量以上を押し付けて、コミュニケーションもせず、更に私の苦手なことを拒否してもやらせようとしてきていた。

 

それに対して強く反発出来る自分だったら良かったんですけど、親と同じパターンだと、「出来なくても頑張らないと」ってなっちゃうんですよねぇ┐(´д`)┌

 

 

でも病気になって、それが出来なくなって、自分の好きなこと、出来ることしか出来なくなってしまった。そしてそれが良かった。

 

日本社会では「努力すれば何でも出来る」的風潮がありますけど、無理ですから。

「苦手なことを克服することが成長だ」も嘘ですから。

 

得意なことをして、助け合って、それで上手く回るのに、それに気付かないのは何故。

 

相手が壊れるまで気づかず、声の小さい人に押し付けて、病人を量産して、自殺者を量産するのは。

 

 

これからは、人の顔色を見ずに、自分のために生きたい。

自分のご機嫌を取って、心に余裕を持って、人を笑顔にする人になりたい。

もう誰かのご機嫌は取りたくない、取れない。

 

だから、国の使える支援はいっぱい使おうと思います。

現時点で使えるのもあるのかな?

誰かの力を借りないともう駄目になりそう。

 

沢山の居場所を作って、倒れないよう、休み休み、なんとか生きていこう。

 

その中で自分の好きなことが見つかれば良い。

 

やりたいことをやっていこう。