楓の色づく頃に

双極性障害。休職中。フレイロマンティックアセクシャル。ノンバイナリー。乙女向け、男性向け両刀オタク。

アダルトチルドレンカウンセリング 感想その1

アダルトチルドレン専門カウンセリングを受けてきました、かえでです。

 

病院のカウンセリングもたまに受けてますが、表面的で、私の話を聞いて、ただそれをまとめて、少しだけアドバイスをくれるって感じ。

それでも誰かに受け止められているというのは安心するもので、長く細くやっていこうかなって感じです。心理士さんも可愛い人だし♡

 

でも今回受けてきたのは、90分でガッツリ心のこんがらがったものを解いて、更に解明してくれるという、濃いものでした。

まさか開始10分で泣き始めるとは思いませんでしたw

 

正直ちょっと値段がお高めなんですけど、その後のセルフカウンセリングが捗ることを考えると、全く高くはないのです。

 

 

で、カウンセリングで一番大きな収穫は、私が親の愛を受け取れなかった理由が自分の中で腑に落ちたということ。

 

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愛は、あったとは思うんです。でも、それは私には充分では無かった。

 

私はアダルトチルドレンだと言えると思います。

 

一般的な家庭においては、親は子供に対して「無償の(見返りを求めない)愛」を持って接します。将来、立派になって恩返しして欲しい、くらいは思うかもしれませんが、「かわいいわが子のためなら」と考え、見返りなどなくても毎日ごはんを作り、学校に行かせてあげるのです。

(中略)

しかし機能不全家庭においては、親は子供に対して「条件付きの愛」を持って接したり、最悪の場合は親からの「愛」が無かったりするのです。それどころか親の意向に沿わなければ虐待・暴力が行われることもあります。大人に力で敵わない子供は、親に従う他なく「親に愛されるためにはどうすればいいだろうか」と考えざるを得ません。

 

 seseragi-mentalclinic.com

上記サイトより引用。

 

まさにこれで「条件付きの愛」が多かった。

 

5年ほど前に自分のアダルトチルドレンの問題に取り組んだ時、この「条件付きの愛」しかくれなかったこと、本当は無償の愛が欲しかったことへの恨みつらみを、たーくさん文章化しました。

 

そして4ヶ月くらいかけて「自分は悪くなかったんだ」と腑に落ちて、いつも漫然と感じていた劣等感が消えて、当時付き合っていた人の強烈な劣等感にあまり引っ張られなくなりました。

で、結果別れることが出来た。

 

でも、今回会社での理不尽な叱責や過剰労働によるストレスをきっかけに、また劣等感が出てきてしまった。出てきたということは消えるきっかけが出来たということなので、プラスだと私は考えてはいますけどね。

 

そして「本当は認めて欲しかったのに、上司は私の仕事を認めてくれず、しかも苦手なことを強要してきた。会社は私なんか必要としていないんだ」って想いが引き金だったと思います。

だって私が一番過去辞めていった人たちの仕事を・・・やめとこw

 

でもこれは親への想いと一緒なんですね。

 

「こんなに私は頑張っているのに、その頑張りは認めてくれない。勉強でトップクラスになっても、学校に行かずに夜遊びをしても、何の関心も持ってくれないんだ」

 

私が不調に陥っている時も、上司は何のアクションも起こしてくれませんでした。で、後になって「変だなと思ってた」って、後になってから、心を壊してからじゃ遅いんじゃ!(# ゚Д゚)

 

・・・と、失礼(笑)

 

で、私は自分がアダルトチルドレンだからそういう人たち、つまり親と似ている人を引き寄せているんじゃないかと思っていたんです。それは長年。

 

それを受けてカウンセラーさんから「えっ、ちょっと待って。それは違う」とストップが入りました。

 

理由は「そういうダメな人は世間にゴロゴロいるから」だそうです。

特にそれは日本的企業の典型で「努力で数字さえ上げれば良い」という思考停止してるおかしい会社がいっぱいあって、だからこれだけメンタル不全に陥る人が多いんだよねーって。

 

それは目からウロコでした。思い込みって怖い。

 

 

そう。自分の親、母親の「自分の意見に反論されると逆ギレするような人」や、父親の「酒癖が悪くて、飲むと暴れる人」なんて、世間にゴロゴロいるわけですよね。

 

それがたまたま自分の親だったってことだなって、カウンセリングの中ではその話は出てこなかったけど、今そう思いました。

 

でも子供はどうにかして親から愛を受け取ろうと健気に頑張るわけですよ。

で、認知の歪み(考え方が正常ではなくなること)やそれこそ精神疾患アダルトチルドレンになってしまうわけですね。

 

 

それを踏まえると、私は親からの愛が得られなかったかが解明されるわけです。

 

ということで次回へ続く。