楓の色づく頃に

双極性障害。休職中。フレイロマンティックアセクシャル。ノンバイナリー。乙女向け、男性向け両刀オタク。

ごまかしや嘘をしてしまうのは、小さい時の経験から。

通院続いてます。そして良い具合に薬が効いて、多少の上げ下げはあるけど、今のところは以前に比べて生きやすくなりました。

 

てか、普通の人って、テンション上がった後にがくんっと落ちたりしなかったんですね…。20くらいの時にそれがよくあって、人間はそういう生き物なんだと思ってました…w

 

あと職場の人に話しかけるのが怖いのは、コミュ障じゃなくて、病気だったんですね…。薬飲んだら治った。

 

 

で、躁鬱状態が緩やかになって、思考力が戻ってきたら、色々今の自分の行動パターンが見えてきました。

 

例えば仕事で小さいミスをした時。

そのままごまかしておいても何ら問題ない時、嘘ついたり、しれっとそのままいしておくことが多いんです、私。

 

「それくらい誰でもやってるよ」って思う人もいるかもしれないけど、私の場合はそこにいたるプロセスが小さい時の育成環境に影響を受けているってことが分かったわけです。

 

ちなみにうちの父親は酒のんで暴れたり、飲んでなくても「何でそんなことで?」ということでブチ切れる人でした。多分双極性障害Ⅰ型だったんだと思う。機嫌の良い日はお土産を持って帰ってくる人だった気がする。

で母親は過干渉、依存体質、完璧主義で、自分は出来ないことを人に押し付けるタイプ。あと人の話を聞かずに人を決めつける。

 

私の嘘は母親の影響。

何かしでかしたら「また高圧的に人格否定される」って恐ろしさから、色んなことを「人に頼る」ということをせずに生きてきました。

 

目が悪くなってきても、怒られると思ったから言えなくて、母親が言わなければ眼鏡は作らなかった。

それは家にお金がないのが分かってたから、気を使っていたのもあるけど。

受け身な性格になったのも、そこにありますね。傷つくのを過度に恐れるから、相手がやってくれるなら良いかって、自分から人に働きかけることはしない。

仕事だと仕事中の自分は、素の自分じゃないから出来るけど、社員に対しては出来ない。

 

母の怒り方って、多分今の自分も同じことをしているんだと思うんですけど、人を侮辱したような、「お前ホント馬鹿だな」って見下すような、でも口では「優しいお母さん」を演じるんですよね。私のことを下げて、母親自身を上げたい。

「ほらどうせ出来ないじゃない」とか「だから言ったのに」とか。

そして嘘の笑顔で「大丈夫よ、今度は頑張れるわ」と良いお母さんである自分に酔いしれる。

 

そうして私は自己否定を沢山育ててきました。

能力は普通の人よりあるのに、いつも自信がない。

失敗して、また人格否定されて、自分が死ねば良いのにって思うのが嫌だから、だからごまかしたり、失敗しそうな場面を避けたり、他人になすりつけたくなる。

 

だから自分が何をしたいのか分からない。自分がしたいと思ったことにも飛び込めない。その自分のしたいことも、自信が持てない。

そこでフラストレーションが溜まってしまう。

 

同時に他人に良い顔をしようとする。だから周りからの評価がすごく高かったりする。

でも高いと同時に、本当の自分はこうじゃないからホントの評価ではない、素の自分が分からない、誰かが本当の自分を見つけて、その自分を認めて欲しいと思う。

 

こういう依存心があって、それで恋愛してきたものだから、自分と同じように「本当の自分を愛して」と寄ってくる人間ばかりだった。

 

 

躁鬱になる原因は不明って言われているけど、私はすごい自分で納得してるんです。

 

母親に無条件に認められたくて、必死に頑張って、ちゃんと結果を出す。

でも、その結果は認められない。結果を出した娘を持つ自分がすごいと思っている。また周りに自慢してくて仕方がない。

私には愛を与えるのではなく、ただただ母親が自分の承認欲求を満たしたいだけ。

私はそのための道具。

 

そうなると頑張ったのに、欲しかった愛が得られなかったショックで、私は悲しくなって、でもまだ満たされないから別のことで頑張る。

 

で、中学生の時、県下3位クラスの高校に必死になって合格して、それでも賞賛の言葉がなくて、私は不登校になってしまい、双極性障害もその頃に始まったんだと思います。

 

失敗をごまかすのもそうだけど、人からの承認もそういえば上手く受け止められません。相手が嘘をついている気がしてしまう。

 

 

うむ。カウンセリングで改善したいのはここらへんだなぁ。

今まで病院のカウンセリング受けてたんですけど、こないだカウンセリングのことは聞かれなかったので、自分と合うカウンセラーさんのところに行ってみようかな。