20代までの自分のメンタルの整え方って、劣等感が強かったので、とにかく自分の考えを肯定的に捉えるってやり方をしてきました。
他人に合わせすぎて、自分が何をやりたいのか、どうしたいのかさっぱり分からないってことが主な悩みだった気がします。
でも仕事を始めて5年経って、少しずつ自分の仕事での大切にしたいことが見えてきた。
そうして今までのように、周りのやり方を否定して、自分の信じるものを貫き通そうとすると、誰かに邪魔されるなって最近気付いてきました。
誰かに邪魔されるときは、きっと「その方法は違うから、違う方向で考えてみて!」ってサインだと思う。上手く波に乗れない時は、自分の器を広げるチャンスです。
なので、悔しいけど方向性を変えて、他人の意図を理解出来るように努力しようと思います。
私はストレートな物言いを好むので、今の職場の男性諸君の優しい遠回しで意図が何にも分からない物言いだと、ただの非難にしか感じなくて苦しいです。「なんだと、俺のやり方が間違ってるっていうのかこのドシロウトが!」って反論したくなる気持ちが出てきて、実に苦しい。「お前らの仕事まで請け負ってられねぇんだよ!甘えんな!」ってなる。ま、ホント甘えてるんですけどねw男性のが甘ったれですね。うざい。
でも、きっと、今までの自分ならそれでマッチョな心持ちで「だったら成果出して認めさせてやるよ!」と過剰に体力使って無理して、で力尽きて塞ぎこむというループに入っていた気がします。でも力でゴリ押ししても何とかなってたし、その無理する中で新たなスキルも身につけられたから、それはそれで正解だったと思います。
表面的なことしか見えない、言語コミュニケーションの得意な男性脳の人は「こっちの気持ちを汲んでくれない冷たい人間」とレッテル貼りをして、切り捨てるような人間でした。成果を上げることで、そういう人から評価を得ることで、文句を言わせないようにしてた。きっと何か意図があるはずなのに、それを見ようとしなかった。
でももう今はそんなはね退けて自分をゴリ押しする元気ないわw
男性社会の見栄の張りあいみたいな上下関係に巻き込まれるなんてまっぴらごめん、とは思ってるけどね。
うーん。どこかにモヤモヤな部分があるんだよね。
どっかで引っかかってる。
この引っかかりがなかなか見えない。
これを少し掘ってみたい。
無理やり体力使って、燃え尽きて体調崩してってやり方ではなくて。
良い感じのツボを見つけて、それをちょっと押して、全体を変えるような。
何事も簡単にしていかないと、大きなことはやり遂げられない。
難しく難しくしていこうとすればするほど、状況というものはこじれていくものだから。
シンプルに考えよう。労力も減らそう。それは楽をするんじゃなくて、より多くのことをしていくため。
とりあえずまずは自分が動いてみた今日。結構気持ちいいことに気付いた。気持ちいいことは正しい方向に向かっている合図。多分。
まずは出し惜しみしてた自分を捨てることから、モヤモヤの出処を探してみようかな。
あっ、そっか。全力で仕事してないってのは大きいかもしれない。
全力で仕事しても、誰も認めてはくれないって拗ねてたのかもしれない。見返りがないし、自分の10分の1くらいの労力で仕事してる奴が自分より高い給料貰ってるのも、すげー悔しい。だったら自分もがんばる必要なんてないじゃんって。
自分が損してる気分になって、どんどんやる気がしぼんで、本当はできることをやらずに見て見ぬふりしてた。
そんな自分も嫌いで、嫌うことにも疲れて。仕事すればするほど精神が削られていたのかも。
気付いたこと全部やってた時のほうが疲れてなかったよね。
自分が真面目にやっても、専門的な仕事をしても、ド素人集団の中ではあんまり評価されなくて、頑張っても無駄じゃん。6割くらいの力で仕事してても、人より早く仕事終わるしいいな。だったら別に頑張らなくてもいいじゃん。どうせ給料変わらないし。社員にも女ってだけでさせて貰えないし。会社腐ってるし。理不尽で無駄な仕事させられるし。仕事出来ると、永遠に仕事増えるし。周りも仕事しなくなるし。甘えられてうざいし。
そうか。そう考え始めて、手を抜きまくって、なかなか動けなくなって、人並み以下になって、それで今モヤモヤしてるのかもしれない。
そうか。社員が焦るくらい仕事してみてもいいかもしれない。全力で動くと、ホント疲れないんだよな。そしてミスも減る。社員になってと言われたら、堂々を辞めてやりたい。とことん引き止められたい。惜しまれて辞める人になりたい。
分かってたけど、動きたくても動けなかった。一度手を抜いてしまったから。でも仕事しないやつが辞めたから、今のタイミングなら本来の状態に戻れるかもしれない。
ふむ。モヤモヤの原因は、手を抜く人を見て、損得勘定が働いてしまったせいかも。あとホント会社のだめっぷりを見てて、こんな会社のために貢献なんてしたくないって思うようになったりもしてた。外側だけ取り繕ってるから、外から良い会社って言われるのもすごく嫌だったから、悪い会社にしてやれって復讐心みたいなものもあったのかもしれない。
見えない敵と戦ってた?自分。
あえて不真面目にしてた。損したり、頑張って会社に裏切られるのが嫌だったから。傷つきたくなかった。会社に甘い汁を吸わせたくなかった。
でも最初は意図的にやってた手抜きが、だんだん無意識になっていって、その不誠実な自分への無意識下でのモヤモヤが出てきてしまったのかもしれない。
人の3倍働く自分の方が楽しくて、疲れなくて、気持ちがいいことをすっかり忘れるまでになっていた。会社のせいとか関係なく、全力で仕事するのがただ楽しかった。誰かに認められたり、得したり、そういう損得勘定なんてなかった。自分が楽しいから仕事してた。してたはずなのに。
原点に戻ればいいのか。
色々考えすぎた。でもそれはプロセス。一周回って、前回より皮一枚上に上ってきただけだ。
また自分のためだけに、自分が充実して、自分が納得する仕事をすれば良い。
それが一番周りのためになると思う。
ツボはここだ。
自分が納得するように、出し惜しみせずに、気付いた小さなことを全てやる。それで大丈夫だと思う。やってみよう。